「グアテマラの弟」ほか [ゆるり感想文]
『グアテマラの弟』
以前から気になっていた、片桐はいりの本。
刺繍風の装丁が可愛い。
小説と思っていたら、エッセイ。
グアテマラに住む弟さんと、そこへ旅に行くはいりさん、日本で待つご両親の話。
グアテマラの国の雰囲気、弟さん家族とのふれあい。
すごく現地に溶け込むような過ごし方をしてて、いい感じ。
旅の最中、スペイン語を習うはいりさん。
「ポコ ア ポコ poco a poco」って、可愛い響き。「少しずつ」という意味です。
日本では当たり前と思っていたことも、海外では当たり前じゃなくって、
やっぱり旅は良いな。
最後まで飽きさせない内容。文才もあるなんてすごいです。
----------------------------------
『あなたに大切な香りの記憶はありますか?』
8人の作家による、短編小説集。
阿川佐和子、石田衣良、角田光代、熊谷達也、小池真理子、重松清、朱川湊人、高樹のぶ子。
「香り」にまつわる話。
共通点はそれだけなので、色んなタイプの物語が集まってます。
すごいなー、と思ったのは高樹のぶ子。
読んでいるだけで、ピリピリした空気感が伝わってくる。
阿川佐和子の小説を読むのは初めてなんだけど、テレビで話してるあの雰囲気って
書いたものにも表れるんだなぁって思いました。明るい感じが良いです。
角田光代の小説は、前にも読んだことがあるような。。。と思ったら、
長嶋有の「サイドカーに犬」にものすごくそっくりだったからでした。
ひとつひとつの話が短いので、自分からすすんで読まない人のもさっくり読めます。
以前から気になっていた、片桐はいりの本。
刺繍風の装丁が可愛い。
小説と思っていたら、エッセイ。
グアテマラに住む弟さんと、そこへ旅に行くはいりさん、日本で待つご両親の話。
グアテマラの国の雰囲気、弟さん家族とのふれあい。
すごく現地に溶け込むような過ごし方をしてて、いい感じ。
旅の最中、スペイン語を習うはいりさん。
「ポコ ア ポコ poco a poco」って、可愛い響き。「少しずつ」という意味です。
日本では当たり前と思っていたことも、海外では当たり前じゃなくって、
やっぱり旅は良いな。
最後まで飽きさせない内容。文才もあるなんてすごいです。
----------------------------------
『あなたに大切な香りの記憶はありますか?』
8人の作家による、短編小説集。
阿川佐和子、石田衣良、角田光代、熊谷達也、小池真理子、重松清、朱川湊人、高樹のぶ子。
「香り」にまつわる話。
共通点はそれだけなので、色んなタイプの物語が集まってます。
すごいなー、と思ったのは高樹のぶ子。
読んでいるだけで、ピリピリした空気感が伝わってくる。
阿川佐和子の小説を読むのは初めてなんだけど、テレビで話してるあの雰囲気って
書いたものにも表れるんだなぁって思いました。明るい感じが良いです。
角田光代の小説は、前にも読んだことがあるような。。。と思ったら、
長嶋有の「サイドカーに犬」にものすごくそっくりだったからでした。
ひとつひとつの話が短いので、自分からすすんで読まない人のもさっくり読めます。
タグ:本