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「白夜行」 [ゆるり感想文]

試写会に誘っていただき、2011年1月29日公開より一足先に観ることが出来ました。

実は、東野圭吾は名前を聞いたことがあるだけで、本も映画もドラマも観たことがなくて、
この「白夜行」が初めての作品となりました。


容疑者の娘、雪穂(堀北真希)と被害者の息子、亮司(高良健吾)。
それに絡む、刑事(船越英一郎)や家族、友人達。

見終わって思ったのは「正しい」「悪い」を考えるのは難しいな、ということです。
見る方向で、感じ方は全く逆になってしまうと思うし、
置かれている立場や過ごしてきた環境でも変わってくるだろうし。


私は全くストーリーを知らずに見たので、結構最後まで楽しめたんだけど、
本やドラマを観たことがある人は、ちょっと物足りなく感じる場合もあるようです。

いただいたチラシに載ってた、東野圭吾さんのコメントに
「完璧な再現はおそらく不可能だろう」とあるように、2時間29分は足りない気がする。
ところどころ「ん?この子はこの刑事の子供なの?」とか、
「どうして旦那さんは引きこもりになったの?」など、分かりにくい箇所もちょっとあったり。

物語の流れを描かないといけないので、気持ちの描写まで手が回らなかった印象もあり、
結構淡々と観れてしまった。
本を読んだ人に聞くとすごく深く重い内容の小説らしいので、今度は本を読んでみたいです。

劇中でときどき流れる、コントラバスぽい低い弦楽器の音がとても印象的でした。
そして、高良健吾ってダルビッシュにものすごく似ててビックリ。


タグ:映画

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